PLAYERS FILE HOMEMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

　今シーズンの仙台で“ホーム第1号”となるゴールを記録したのは、FW13山田寛人だった。さらにホーム・ユアテックスタジアム仙台に歓喜を呼びこむゴールを、彼は狙い続けている。

　2020年にC大阪から仙台に期限付き移籍したときは、自身にとってのJ1初ゴールを含む2得点など活躍。しかし、この年はホームでチームが勝てず、サポーターに苦しい思いをさせてしまったことが心残りだったという。

　だからこそ、再び期限付き移籍で加わった仙台で、明治安田生命J2リーグ第2節・栃木戦で決勝点を決めたことは、山田にとって大きかった。「本当にチームのために結果を残したいという思いだった」という1点に続き、第8節・甲府戦ではチームの2点目を決めた。C大阪から同期のFW7中島元彦からのスルーパスを絶妙のタイミングで受けてのゴール。ポストプレー、プレッシングなど多くの役割をこなせる山田だが、真骨頂は甲府戦のように相手DFの背後を取ってのゴール。これからも、仙台を勝利に導くゴールを量産してくれるはずだ。