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「V PRESS」

　岡山の堅守を最後尾から支えるのがGK1堀田大暉だ。仙台アカデミー出身でJリーガーとして活躍する彼にとって、ユアテックスタジアム仙台でのプレーは高いパフォーマンスが引き出される舞台ともいえる。この門番を攻略し、仙台はゴールラッシュを狙いたい。

　仙台市出身の堀田はユース年代まで仙台アカデミーで技術を磨き、東海大学を経て2017年に福島に加入してJリーガーとなった。明治安田生命J3リーグで試合経験を積んだ後、湘南に移籍。出場機会を求めて2020年には金沢、2022年には岡山へ期限付き移籍し、岡山では堅実なプレーが評価され、レギュラーとしてゴールを守ることに。同年のJ1参入プレーオフ進出に大きく貢献し、今シーズン岡山に完全移籍した。

　堀田は自身の安定したセービング技術とともに、DF23ヨルディバイスやDF5柳育崇といったセンターバックと高いレベルで連係し、素早くシュートコースを消す。加えてコーチングの判断が素早いGKだ。仙台は相手の守備態勢が整わないうちにボールを動かし、この堀田と岡山守備陣の壁を突き破りたいところだ。