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「V PRESS」

　8月5日、清水から完全移籍加入したDF福森直也。第24節・横浜FC戦でデビュー後、3試合連続先発出場。センターバックの一角として奮闘を見せている。

　「自分の武器は左利きで、長短のパスを正確に通すところを注目して欲しい」と新加入会見で語った福森。そのキック精度の高さやビルドアップ能力の高さは横浜FC戦ですぐに発揮された。「相手が思ったよりもプレッシャーに来なくて、3トップのところをうちの2センターバックとボランチではがせたらうまくいくと思い、落ち着いてボールを回せました」と、試合の主導権を握る原動力となった。さらには右サイドバック、右サイドハーフへの、斜めのロングパスも正確に通し、攻撃の起点となることができた。守備でも積極的に声出しをし、体を張った。「相手のボールが前に行ったら声を出して、相手がボールを保持した時、（前線からDFラインまでのスペースを）コンパクトにすることはできていて、無失点に抑えることができました」とデビュー戦を無失点で終え、手応えを感じている様子だった。

　背番号が3になったことについても「『期待も込めて3をつけて欲しい』とクラブから言われ、断る理由はありませんでした。期待も背負いたいと思いました」と前向きに受け止めていた福森。攻守でさらにチームに貢献し、勝利へ導く存在となってほしい。