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「V PRESS」

　今年4月1日に加入が発表され、25日に来日。待機期間を経て5月11日からチームに合流したFWフェリペカルドーゾ。5月22日、第15節・大分戦でリーグ戦デビューし、その後は途中出場が多いが、10試合に出場。ゴールに迫る活躍を見せており、今後のゴール量産に期待がかかるストライカーだ。

　最大の武器は186cmと長身で、胸板が厚いことからも分かる通りフィジカルの強さ。初の先発出場となった7月10日、第22節・札幌戦では、マークに来た相手DFをはね返してボールキープし、左サイドに展開したFW赤﨑秀平へとパスを送り、最終的に真瀬拓海のゴールへとつなげた。相手を背負った状態でも身体の強さを生かしてボールをおさめ、攻撃の起点を作ることができる。

　もちろんストライカーである以上、短い時間の出場でも常にゴールを狙っている。第24節・横浜FC戦でも試合終盤、ゴール前でうまくフリーになってシュートを放ったが、惜しくも相手GKに阻まれた。前節・横浜FM戦でも劣勢の状況の中でシュートを打ったが、GK正面だった。良いポジション取りはできており、ゴールまであと一歩というところまでは来ている。

　持ち味の高さ、強さを生かして、今節こそ来日初ゴールを奪って、チームの勝利に貢献する姿をぜひ見せてもらいたい。カルドーゾは今日も諦めずにゴールに向かい続ける。