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「V PRESS」

FW 29 エマヌエル オッティ EMMANUEL OTI Essigba

1996年9月24日生まれ 172cm/72kg ガーナ出身
ワファSC(ガーナ)→ブラガ U-19(ポルトガル)→ブラガB(ポルトガル)→エスビャウfB(デンマーク)→ブラガB(ポルトガル)→エスビャウfB(デンマーク)→マドゥーラ・ユナイテッド(インドネシア)→FCヴィゼラ(ポルトガル)→ベガルタ仙台(2021年加入)

ドリブルで攻撃にリズム。
キープ力の高さも魅力。

 今シーズン加入したガーナ国籍のFWエマヌエルオッティ。入国が遅れ、4月に入ってからチームに合流し、4月17日、明治安田生命J1リーグ第10節・横浜FC戦でデビュー。スピードに乗ったパワフルなドリブル突破で仙台サポーターを大いに驚かせたが、この試合で負傷し、戦列を離れた。しかし、5月下旬には全体練習にも合流。負傷で離脱中、徐々に調子を上げてきたチームを見て、「連戦の中でチームは良い状況になってきました。自分が試合に入ったら、チームをサポートしたいと思います」と語っていたオッティは6月9日、天皇杯岩手戦が復帰戦となった。

 その後、6月23日、J1第19節・清水戦、7月3日、J1第20節・浦和戦でいずれも途中出場ながら、攻撃に良いリズムを与えた。さらにドリブルしている間もなかなかボールを失わず、キープ力の高さも見せることができ、チームの中での存在感は高まっている。浦和戦翌日のJFLラインメール青森との練習試合ではゴールも挙げた。今後はもう少し長い時間の出場も期待できそうだ。

 仙台はMF関口訓充をはじめFWマルティノスやMF氣田亮真、MF佐々木匠などドリブルが得意な選手は数多いが、それらの選手とはまた違うリズムがあり、スピード・パワーも兼ね備えるオッティ。ホームの仙台サポーターを喜ばせる、ゴールにつながるプレーを期待したい。