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「V PRESS」

　現役の日本代表。世界レベルの実力を持つ権田修一は、清水の守備を引き締める役割を最後尾で果たしている。

　ジュニアユース年代からFC東京のアカデミーで育つ。FC東京U-18所属時の2005年に2種登録選手となり、2007年からはトップチームに昇格した。プロ3年目の2009年にJ1開幕戦で先発出場を果たすと、長らくFC東京のゴールマウスを守り続けた。

　日本代表としてもU-17年代から活躍を続け、2010年にはA代表デビュー。現在も国際Aマッチでの活躍が続いている。クラブチームではホルン（オーストリア）、鳥栖、ポルティモネンセ（ポルトガル）でプレーし、今季からJリーグに復帰。清水に、守備再建においてキーマンとなりうる戦力として加わった。

　俊敏な動きと素早い反応で、シュートを止める。経験を重ねベテランの域に達した今は、読みにも磨きがかかり、ひとつのセーブで試合の流れを変えることができる存在となった。仙台はこの経験豊富な守護神が守るゴールを何度も破るべく、鋭利な攻撃を繰り出し続けたい。