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「V PRESS」

MF 18 中原 彰吾 Shogo NAKAHARA

1994年5月19日生まれ 177cm/72kg 北海道出身
コンサドーレ札幌U-12→コンサドーレ札幌U-15→コンサドーレ札幌U-18→コンサドーレ札幌→コンケーンFC/タイ→北海道コンサドーレ札幌→ガンバ大阪→V・ファーレン長崎→北海道コンサドーレ札幌→ベガルタ仙台(2019年加入)

闘争心芽生えた加入3年目。
キック精度の高さを生かす。

 2019シーズン途中に加入して、仙台で3年目のシーズンを迎えたMF中原彰吾。加入1年目は明治安田生命J1リーグ戦1試合出場にとどまったが、昨シーズンはリーグ戦13試合、ルヴァンカップ1試合に出場。徐々にチームになじんで迎えた今シーズンは勝負の年となる。

 なかなか開幕から出場機会を得られなかったが、ルヴァンカップの広島戦、ボランチで先発出場すると、攻守で素晴らしいパフォーマンスを見せた。攻撃では得意の正確な縦パスから決定機をつくり出し、守備ではこれまでよりも球際の強さを見せ、チームに大きく貢献した。そして後半、正確なフリーキックをファーサイドのアピアタウィア久の頭に合わせ、加藤千尋の先制ゴールにつなげた。キック精度の高さは以前から評価されてきたが、戦う姿勢を身につけたことで、ようやく自分の持ち味をチームの勝利につなげることができた。

 リーグ戦の札幌戦でも途中出場すると、球際で激しくボールを奪いに行き、古巣相手に闘争心を見せた。勝利にはつながらなかったが、この試合のように積極的な姿勢を見せ続けていくことが重要だ。攻守でチームを引っ張る活躍を見せれば、激戦となっているボランチのポジション争いでも優位に立てるだろう。

 今日も攻守で存在感を発揮し、チームを勝利へと導きたい。