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「V PRESS」

MF 5 椎橋 慧也 Keiya SHIIHASHI

1997年6月20日生まれ 178cm/70kg 千葉県出身
咲が丘SC→八木が谷中→市立船橋高→ベガルタ仙台(2016年加入)

中盤の底でレギュラー定着。
攻守に積極性取り戻す。

 明治安田生命J1リーグ第2節・湘南戦後、レギュラー出場を続け、攻守で活躍を見せているのがプロ5年目を迎えたMF椎橋慧也だ。

 公式戦中断期間中に仙台は4-3-3の新フォーメーションを採用した。3人の中盤は攻撃側に2人のインサイドハーフが並び、その後ろにアンカーと呼ばれる攻撃の舵取り役と、守備の引き締め役を兼ね備える選手が置かれる。椎橋はアンカーとしてレギュラーに定着している。

 昨シーズンは一時ボランチのレギュラーに定着しつつあったが、シーズン途中からMF富田晋伍にポジションを譲り、出場機会が減少した。勝負の年となった今シーズン、椎橋は持ち味だったアグレッシブなプレーを取り戻し、攻守両面でチームに貢献しているが、それが顕著に表れたのが第5節・札幌戦。相手DFのパスをインターセプトすると、ゴールへ突進しミドルシュートを決めた。「思い切って前に行って強く打ったら、入って良かったです」。奪ったボールを、自らゴールに叩き込む。守備と攻撃の両方で素晴らしいプレーが合わさって生まれた、チームJ1通算500ゴールだった。

 とはいえこの試合は引き分けに終わり、その後失点が増えている。椎橋が今まで以上に守備のバランスを取ることで、チームを上向かせたい。もちろん守備だけではなく、攻撃でも存在感を見せたい。チームの心臓として、躍動し続ける椎橋。チームを勝たせるプレーを見せ続けて欲しい。