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VP EYESMATCHDAY PROGRAM
「V PRESS」

5連戦のスタート。攻撃の質を高め勝利を。
攻撃の組み立ての質で、相手を上回りたい。

 この明治安田生命J2リーグ第11節・琉球戦から、試合間隔の短い日程が続く。ベガルタ仙台はタフな“5連戦”を勝ち続けるための第一歩として、ホームで迎える今節は勝利で勢いをつけたいところだ。

 今節の勝負で鍵を握りそうな要素のひとつが、中盤を中心とした攻撃の組み立て。もともと原崎政人監督は練習から様々な攻撃の組み立てを練習し、基礎練習の段階からパスの出し手、受け手、その先の動き、といった複数人の動きを細かく指導。今季は開幕当初はなかなかそれがゴールに結びつかず苦労する試合もあったが、3月、4月と月ごとに攻撃が噛み合うかたちが試合の中で増えていった。けがなどで離脱者が出てメンバーが入れ替わる中でも、あるときはサイドで、またあるときは中央で、リズム良くボールが動かされ、相手の守備を崩す。仙台が攻撃を前面に押し出して戦ううえでのベースと自信が増しつつある。

 たとえば第9節・山口戦での2得点は、守備から攻撃に素早く切り替わり、パスが繋がって決まったもの。1点目は右サイドでのボール奪取からFW19皆川佑介に繋がり、クロスからMF18氣田亮真がフィニッシュ。2点目はMF28名倉巧が右サイドでボールを運んでからは、氣田、DF25真瀬拓海、FW42富樫敬真とワンタッチでボールが動かされてゴールが決まった。「今までにやってきたことが表現できた1点。キャンプから少ないタッチで練習してきたことを、3か月で高めて試合で表現できました」と富樫は胸を張る。

 今節の相手である琉球も攻撃的なスタイルを志向するチームで、昨季終盤に就任した喜名哲裕監督のもと、前後をコンパクトにしたフォーメーションでボールを動かして攻撃を組み立てる。左足からの多彩なキックで味方を動かすMF20上里一将を中心に、ゴール前に決定的なパスを通すMF10富所悠、ボールを運ぶこともスペースに打ちこむこともできるMF13清武功暉といったタレントがからみ、ボールを支配しようとする。第9節・岡山戦では激しい点の取り合いで3-3のドローに持ちこむなど、リズムをつかんだときの攻撃の勢いは強い。

 この琉球のボール保持に対し、仙台はボールの経路を先回りするポジションを取ってパスをカットし、自分たちの攻撃に繋げたい。前節・横浜FC戦で先制点を決めた氣田は、2点目を取れなかったことを反省し「自分たちがボールを持っているときのクオリティーを上げていきたい」とこの琉球戦に向けた課題を口にした。その経験も糧にして、このホーム・ユアテックスタジアム仙台で、高めた攻撃の質をゴールという結果に結びつけよう。