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12月2日(土)、「ベガルタ仙台 2023ファン感謝の集い」を開催いたしました。

掲載日:2023年12月2日

12月2日(土)、ユアテックスタジアム仙台にて「ベガルタ仙台 2023ファン感謝の集い」を開催いたしました。
気温も低く冷たい空気の中でしたが、開場前にはすでに入場待ちの列ができており、約2,500人のファン・サポーターのみなさんにご来場いただきました。

今年のファン感謝の集いは鎌田選手の開会宣言でスタートしました。北エントランスに選手が登場し、ファン・サポーターのみなさんをお迎えしました。入場の際には、互いにあいさつが交わされるなど、和やかなやりとりが見られました。

本日の感謝の集いは2部構成で行いました。第1部では選手サイン会を実施し、第2部では選手とのふれあいイベントを実施いたしました。

第1部 選手サイン会の様子

スタジアム内コンコースでは選手サイン会を実施しました。お目当ての選手サインを求めて、ファン・サポーターのみなさんの長蛇の列ができており、熱気にあふれていました。みなさん無事に欲しかったサインをゲットできたでしょうか!?

選手たちも笑顔でファンとの交流を楽しんでいました。

ピッチ上ではベガルタチアリーダーズとチアスクール生による合同パフォーマンスが披露されました。寒い中でもスクール生は躍動感あふれるパフォーマンスを見せていました。

第2部 選手とのふれあいイベントの様子

第2部はまず株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 板橋秀樹より、ご来場いただいたファン・サポーターのみなさんへ感謝のあいさつを行いました。その後、スタジアムの各所で選手参加のふれあいイベントが始まりました。

株式会社ベガルタ仙台代表取締役社長 板橋秀樹 あいさつ(抜粋)

ご来場のみなさま、本日はベガルタ仙台2023ファン感謝の集いにこれだけ多くのみなさまにおいでをいただきまして、本当にありがとうございます。
我々ベガルタ仙台はこの地でサッカーで活動をさせていただきますのは、本日お集まりいただきましたみなさまのご支援、ご声援があってのものだと、クラブ一同、心から感謝を申し上げます。
午前中は、みなさまお楽しみの選手のサイン会が中心でした。推しの選手、お目当ての選手のサインはみなさまゲットできたでしょうか。
ベガルタ仙台の様々な活動のなかでも花を添えていただきますベガルタチアリーダーズの方々の撮影会、そしてパフォーマンスもございました。
後半は、2023年のルーキーの選手、MVPの選手、そして熱いサウナについてのトークショーを企画しております。また、コンコースの10か所ほどにサイトを分けまして、みなさまと選手がふれあうイベントが用意されております。足じゃんけんや物産の紹介など、普段みなさまと近くでお話しすることがなかなか難しいなかで、本日は年に一度のふれあいの場でございます。スタッフ、選手一同、みなさまと本当に距離を近くしてお目にかかり、またお声がけをいただけることを、本当にうれしく思っております。今シーズンのみなさまのご支援、ご声援に感謝を申し上げ、また来シーズンに向けて引き続きのご愛顧を賜りますようにお願いを申し上げます。
本日は、この場でみなさまと本当に楽しい時間を過ごせることをたいへんうれしく思っております。本日は本当にありがとうございました。

トークショー「2023シーズンルーキーに聞く」の様子

「2023シーズンルーキーに聞く」トークショーはGK 21 梅田陸空選手、MF 27 オナイウ情滋選手、MF 29 工藤蒼生選手、FW 28 菅原龍之助選手が登場。ルーキーイヤーを戦った選手からは、これだけ多くのサインを書いたことは初めての経験といった感想や、4人で一緒に食事に行ったエピソードが語られました。また、会場のファン・サポーターに向けて来シーズンの意気込みが語られました。

トークショー「遠藤康が見た、シーズンMVP得票トップ2の二人」の様子

「遠藤康が見た、シーズンMVP得票トップ2の二人」トークショーにはMF 11 郷家友太選手、MF 32 鎌田大夢選手、MF 50 遠藤康選手が登場。遠藤選手から郷家選手、鎌田選手へに向けての手厳しいコメントが飛び出すなど驚きの展開もありましたが、二人への期待をこめたあたたかい言葉もしっかりかけていました。また、郷家選手はホーム戦が緊張すること、鎌田選手は本日の開会宣言で頭が真っ白になったエピソードを披露していました。

トークショー「サウナ愛を語るトリオ」の様子

「サウナ愛を語るトリオ」トークショーにはGK 33 林彰洋選手、DF 25 真瀬拓海選手、MF 14 相良竜之介選手が参加。各選手のサウナへのこだわりや、行きつけのサウナについてのトークが繰り広げられ、サウナ情報を共有するやりとりもありました。また、サウナ愛の熱さゆえ、林選手がサウナ愛を雄弁に語り出すと真瀬選手がなだめるひと幕も見られました。

スタジアム北エントランスやコンコースの出店ブースでは選手が運営に参加し、買い物をするファン・サポーターとふれあいました。選手も時おり記念撮影に応じるなど、楽しんでいました。

イベントの終盤には、今シーズンでチームを離れるDF 4 蜂須賀孝治選手からみなさんへのあいさつをおこないました。スタンドからは蜂須賀選手の応援歌と選手コールが響きわたり、またあたたかい多くの拍手をいただきました。ありがとうございました。

DF 4 蜂須賀孝治選手 あいさつ(抜粋)

まず、僕のあいさつのためにこのような時間を作っていただき、本当に感謝しています。ファン、サポーターのみなさま、2023年も熱い応援をしていただき、本当にありがとうございました。
今シーズンをもちまして、ベガルタ仙台を退団することとなりました。2013年に加入して、大学の卒業式ができず、そのなかでユアスタで僕のために卒業式をしていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。ファン、サポーターのみなさんと、勝ったときは一緒にお祭りのように喜んで、ときにはぶつかり合うこともありましたが、ともにベガルタ仙台の歴史を刻んでこられたことを、誇りに思います。
今まで、梁(勇基)さん、キン(菅井直樹)さん、(富田)晋伍さんの背中を追い続けて、加入当初に抱いた「ミスターベガルタになる」という夢を実現できたのかはわかりませんが、自分がベガルタ仙台のためにできることはすべてやってきたと思っているので、後悔は何もありません。
契約満了を伝えられたときは、人生で一番辛い時間でしたが、優しいチームメイトに支えられて、今では新しい自分の人生にすごくわくわくしています。
ベガルタ仙台で現役を全うして、ベガルタ仙台で引退して、自分が裏方としてチームを支えていけたらすごく幸せなんだろうと頭の中で考えていましたが、契約満了を伝えられたときに「このままでは終われない」という思いが強くあったので、これからも現役を続けていきたいと思います。そしていつか、このクラブに戻ってくることができたらいいなと思っています。
来シーズンからベガルタ仙台は新監督を迎えます。ファン、サポーターのみなさん、これまで以上にチームの背中を押してあげてください。そして、チームに残る選手が躍動することを心から祈っています。
最後に、住み慣れた仙台の街を通して出会えたたくさんの大好きな人たちと離れるのはすごく寂しいのですが、また会えることを信じてがんばっていきます。12年間ありがとうございました。

イベントの終わりにはMF 11 郷家友太選手からみなさんへあいさつをおこない、最後にスタンドのみなさんと集合写真撮影をおこなって閉会となりました。

MF 11 郷家友太選手 あいさつ(抜粋)

本日は寒い中、ファン感謝の集いに集まっていただき、ありがとうございます。僕は個人的に選手として初めてのファン感謝の集いでしたが、こんなに近い距離で触れ合えるのは本当に楽しかったですし、うれしかったです。
今シーズンはすごく辛いシーズンを過ごさせてしまいました。来年はハチ君(蜂須賀孝治選手)の意志をしっかり継いで、強いベガルタ仙台を見せていきたいと思います。来年も応援をよろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。

あらためまして、本日は多くのファン・サポーターのみなさんにご来場いただきまことにありがとうございました。来シーズンもよろしくお願いいたします。