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3月11日、13回忌をむかえて

掲載日:2023年3月11日

震災で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を捧げるとともに、ご遺族の方々、避難生活をはじめとして、日常が一変し困難に向かいあって来られた方々に心からお見舞いを申し上げます。あの日から12年が経ち、仏教では節目となる13回忌に当たります。

この12年間、被災地として世界中から支援と励ましをいただきました。サッカーファミリーの絆、物資や義援金などたくさんのご支援に改めて心から御礼申し上げます。

クラブもチームも大きく様変わりしました。
あの日、J1名古屋戦を翌日に控え、クラブの業務に従事していたスタッフも少なくなりましたが、当時の記憶を持たない者はおりません。それぞれが違う場所で生活していても、この災害をみんなが記憶しています。震災被害の甚大さ、世界的なインパクトを今も感じています。

一方で震災への向き合い方、捉え方に変化が出ていることも事実です。
とてつもない悲しみを、後世に生かす学びの場とすることに、より重点が置かれつつあります。特に震災を知らない世代へ伝える、残すことがこれからの使命だと考えます。

ベガルタ仙台は被災地のクラブとして、哀悼、感謝、そして次世代へ繋ぐ、全ての当事者として、今後も復興支援活動を継続しつつ、震災の記憶を風化させることのないようにクラブに関わる全てのみなさまと共に未来に向かって参ります。

ベガルタ仙台

東日本大震災から12年を迎えた本日、選手およびチームスタッフがトレーニング前に、震災で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を込めて、黙とうを行いました。
富田晋伍クラブコミュニケーターが東日本大震災仙台市泉区献花会場にて献花を行いました。