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ファン、サポーターのみなさまからのご意見に対する改善内容について(8月1日)

掲載日:2023年8月1日

ベガルタ仙台では、「ご来場者の満足度の向上」を目的に、ホームゲームに来場されたJリーグID登録のみなさまにアンケートを実施させていただいている他、お電話やメールでも多くのご意見をいただいております。心より御礼申し上げます。
ホームゲームでの来場者アンケートや当社宛のEメールなど、2023年6~7月にみなさまから寄せられた貴重なご意見に対する改善内容および今後の対応について、ご報告させていただきます。
今後いただくご意見に対しましても、真摯に改善に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

1.当クラブの元社員の不正行為関連

このたび判明した当クラブの元社員の不正行為につきましては、チームが厳しい状況にある中で、クラブ全体の信用を大きく傷つける事案であり、誠に申し訳ございません。チームを応援いただいておりますファン・サポーターのみなさまをはじめ、スポンサー、株主、お取引先のみなさまの信頼を大きく損ない、ご心配をおかけする事態となりましたことについて、深くお詫びを申し上げます。
みなさまから厳しいご意見をいただいており、かかる不正行為が発生した事実を重く受け止め、内部管理体制の一層の強化を図り、コンプライアンス遵守の更なる徹底、内部事務処理システムやルールの改正などを実施し、再発防止と信頼回復に全社を挙げて取り組んでまいります。

2.運営関連

(1) 2023年6月11日の磐田戦後の事象に関する対応について

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主なご意見
・6月30日の「ファン、サポーターのみなさまからのご意見に対する改善内容について」のリリースで、磐田戦での相手チームバス囲みでの処分の予定がないことに失望した。
・あれだけ世間を騒がせた問題行動に対して、毅然と対応しないクラブに不信感を覚える。
・度重なる一部サポーターの暴挙に対する対応の甘さには心底怒りを覚える。
・対象者は特定できるはずで、クラブの対応に納得がいかない。
・胸を張ってベガルタサポーターと言えるように、問題行為を行ったサポーターは厳しく処分してほしい。
・問題行動を起こすサポーターを処分して、子どもや初来場のお客さまが安心して観戦できるスタジアム環境を確保してほしい。
当社の対応と今後の対応予定
・当クラブでは、今回の事象は法令にも違反する行為であると極めて重く受けとめ、関係者や専門家のご協力のもと、事実関係の解明に努めてまいりました。みなさまから貴重な情報提供をいただくと共に、新たな情報を入手できましたことから、それらに基づき、バスの近くで明らかに威嚇、侮辱を行い、磐田側からの謝罪を強要していたことが確認できる22名のサポーターに対して「無期限で試合会場への入場禁止および当クラブに関わる施設への侵入禁止」とする処分を決定、2023年7月7日付で公表いたしました。
なお、処分対象の22名のうち、その後の調査により氏名等を特定できるサポーターが当初の9名から13名となり、氏名等が不明なサポーターは9名となりました。
今後、外部専門家のご協力も得ながら、処分対象者に対し、速やかに通知してまいります。

(2) 7月7日に実施した磐田戦後の事象におけるベガルタ仙台サポーターの処分について

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主なご意見
・処分は妥当で正しいとは思うが、事の発端となった磐田の選手と審判に対して正式に抗議しないのはおかしい。
・磐田の選手へのサポーターの怒りには対応せず、今回の一方的処分には不信感がある。
・一部で当事者ではない人も入場禁止処分に含まれているとの話があるようだが、事実であれば絶対に許されることではない。この件については経緯を丁寧に説明してほしい。
・磐田戦後の事象に関する22名への入場禁止処分、よくぞ決断してくれたとホッとしている。
・今回のクラブの対応は正しいと思う。頑張ってほしい。逆にやめたらおかしい。クラブが発表したことは、きちんと最後まで貫いてほしい。
・バス囲みをした人には、不公平のないよう対応してほしい。
・昔の運営はサポーターのガス抜きが上手かった。クラブ側の努力不足が色々な問題を引き起こす要因になっていることも反省してほしい。
・アウェー栃木戦で、一部のサポーター団体より、「応援歌使用停止のお知らせ」という応援歌の試合での使用禁止を促すような紙が掲示およびばらまかれていた。これについては法的根拠もないと思うので、観戦や応援しているサポーターに対して脅迫や心身を傷つける行為、また営利妨害として、毅然とした対応を行ってほしい。
・一部サポーターより応援歌の使用停止の通達があり、自然発生する応援歌に対して、監視して歌った人達を睨みつけるような場面もあったようだ。私はメインの年間チケットだが、状況が状況なので、サポーター自由席を購入して声を出して応援したいと思うが、監視している人に何かされるのではないかと不安だ。
・処分のリリースから、横断幕も大旗も応援の統率もなくなった。今後の応援体制が不安だ。
当社の対応と今後の対応予定
・今回の事象は法令にも違反する行為であり、当クラブは運営責任者として、ジュビロ磐田のみなさまをはじめ、関係業者のみなさま、ご心配いただいたみなさまに対して、深くお詫びいたします。
・今回の処分は、入手した情報を基に、外部専門家のご意見も参考に、ビジターチームバス、ビジターチーム選手らに対する威嚇・侮辱行為、会場運営妨害行為等が特定できた個人を対象としており、今回の事象に関わった当事者以外が含まれることはありません。
・今後も関与したサポーターの調査を続け、処分対象行為を行ったことが特定された場合は、追加で処分対象といたします。
・運営面での対応の不備により、みなさまにご迷惑やご心配をおかけしたことを十分反省し、様々な改善策を講じて、再発防止に努めてまいります。
・一部サポーターが配布した「応援歌使用停止のお知らせ」につきましては、外部専門家のご意見も踏まえ、根拠が不明確で対応できない内容と認識しています。当クラブおよびアウェークラブの観戦ルールに従って、引き続き応援歌などによる熱い応援をお願いいたします。なお、ホームゲームでの警備については、十分に注意してまいります。
・横断幕、大旗および応援の統率などの今後の応援体制につきましては、より良いスタイルとなるようサポートしてまいりますので、よろしくお願いいたします。