2021明治安田生命J1

2021明治安田生命J1 第34節 ヴィッセル神戸 2021年11月03日 (水) 16:03 キックオフ ノエビアスタジアム神戸

試合終了
HOME ヴィッセル神戸
4 - 2

2 前半 1

2 後半 1

AWAY ベガルタ仙台

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
11 武藤 嘉紀 3分[得点]
6分[得点] 25 真瀬 拓海
8分[警告] 5 アピアタウィア 久
49 ドウグラス 35分[得点]
44分[警告] 5 アピアタウィア 久
44分[退場] 5 アピアタウィア 久
6 セルジ サンペール → 25 大﨑 玲央 46*分[交代]
46*分[交代] 11 赤﨑 秀平 → 3 福森 直也
52分[得点] 26 加藤 千尋
7 郷家 友太 → 29 リンコン 60分[交代]
31 中坂 勇哉 → 5 山口 蛍 60分[交代]
60分[交代] 26 加藤 千尋 → 15 西村 拓真
60分[交代] 42 富樫 敬真 → 33 フェリペ カルドーゾ
5 山口 蛍 62分[得点]
49 ドウグラス → 10 大迫 勇也 67分[交代]
29 リンコン 70分[得点]
71分[交代] 7 関口 訓充 → 4 蜂須賀 孝治
8 アンドレス イニエスタ → 20 井上 潮音 73分[交代]
78分[交代] 17 富田 晋伍 → 35 フォギーニョ

MEMBERS

スターティングメンバー
GK 18 飯倉 大樹
DF 24 酒井 高徳
DF 17 菊池 流帆
DF 4 トーマス フェルマーレン
DF 19 初瀬 亮
MF 6 セルジ サンペール
MF 7 郷家 友太
MF 31 中坂 勇哉
MF 8 アンドレス イニエスタ
FW 49 ドウグラス
FW 11 武藤 嘉紀
控え
GK 1 前川 黛也
DF 3 小林 友希
DF 25 大﨑 玲央
MF 5 山口 蛍
MF 20 井上 潮音
FW 10 大迫 勇也
FW 29 リンコン
スターティングメンバー
GK 27 ヤクブ スウォビィク
DF 25 真瀬 拓海
DF 5 アピアタウィア 久
DF 16 吉野 恭平
DF 14 石原 崇兆
MF 17 富田 晋伍
MF 6 上原 力也
MF 26 加藤 千尋
MF 7 関口 訓充
FW 42 富樫 敬真
FW 11 赤﨑 秀平
控え
GK 22 ストイシッチ
DF 3 福森 直也
DF 4 蜂須賀 孝治
MF 18 中原 彰吾
MF 35 フォギーニョ
FW 15 西村 拓真
FW 33 フェリペ カルドーゾ

DATA

後半 前半 神戸 仙台 前半 後半
9 6 15 シュート 7 3 4
2 1 3 CK 4 0 4
3 9 12 FK 6 4 2
1 0 1 オフサイド 0 0 0
0 0 0 PK 0 0 0

○入場者数/11,427人
○天候/晴、弱風 ○気温/19.7℃ ○湿度/40%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/松尾一 ○副審/五十嵐泰之 馬場規

COACH INTERVIEW監督記者会見

敵地に乗りこんでのゲームで、しかけの姿勢を持ちながらのしっかりとした守備からの攻撃、というところでした。序盤に、「守備のところで厳しく」というところを、「ミドルゾーンではOKだけれどもディフェンディングサードでは気をつけよう」という話をしていた中で、最初にディフェンディングサードでFKを与えてしまった。そこから失点してしまったのはもったいなかったところです。
その後に1点を取り返して、一進一退に持ちこめるような展開でした。ただし、ひとつ繋げたときに失い方が悪く、神戸が勢いを持つような失い方をして、ファウルが我々に少し多くなってしまった中で、退場者を出してしまったところが非常に残念でした。後半にビハインドの中で、それでも最後まで全員で連動しながら、守備からの攻撃で勝点1でも、とプランを変えて、2-2に追いつけたところまではよく、取ったボールがうまくいけば相手のゴール前までいけるというしかけも見せてできていた中で、自陣でボールを奪い返されてのファインゴールが続いたわけですが、それで2点差になったところは、非常にきつかったと思います。
ただし、数的不利の中でも90分間ひとつずつ返しにいこうとしている姿勢、使ったエネルギーというのは、選手がよく最後までやってくれたと思うし、残り4戦にこの姿勢で挑めれば、今のチームは点を取れている状況なので、勝ちにつながる試合を残り4つ、今日の負けの借りを返しながら、最後の最後に残留を果たせるように力を振り絞ってやっていきたいと思います。

10人になって追いついてから、西村拓真選手とフェリペ カルドーゾ選手を同時に投入して攻撃のギアを上げ勝負をかけましたが、あのタイミングは10人になってからの戦い方としては予定どおりだったのでしょうか。

そうですね、予定どおりでした。ただし、この先が中3日のゲームでなければ、もう少し遅いタイミングにしたかったと思ったのですが、次のゲームを考えたときにみんなで体力を分散させなければいけないなと思い、あのタイミングでスイッチをかけました。そうしたら失点したわけですが、もうちょっと早ければよかったのかなという気もしなくはないと思います。

3失点目のシーンについて、自陣でボールを奪い返されたところへの監督のご意見をお願いします。

 奪って、切るか繋ぐかという判断の部分だと思いますけれども、数的不利の状況で1点を返してみせたという自分たちに、ひとつ苦しい状況でも繋げればゴールへ向かっていけるという意識の中で、ああいうプレーになってしまったんだろうと。それは相手の攻勢をひっくり返すためのプレーだったわけで、結果を見れば判断ミスと言われがちですけれども、それでも数的不利の中でもどう抵抗していこうかという姿勢が見えたプレーだったと思います。

■前半終了間際に数的不利になってしまって、その影響は後半にどのように出たととらえていますか。

やはり動かされているぶん、取ったときのボールをひとつ繋ごうとしているときに、体力を使っていたぶんの精度が少し欠けたかなと思います。でも、2点差になっても相手のゴール前、ボックスの中に迫れることを示せたあたりは、選手がエネルギーを出してくれた証拠だと思います。

ハーフタイムコメント
「よりコンパクトに。相手に勢いを与える失点をしない。辛抱強くプレーすること」

MF 17 富田 晋伍選手
「10人になって、1-2で推移していくなか、同点に追いつけたが、ひっかかって相手に勝ち越されてしまった。もったいなかった。ボールを持って、まず前の選手を探そうと思ったが居なかったので、一つはがせればと思ったが、自分の判断ミスで失点につながった。
体力的にはもう1人分出さなければいけない。自分たちのリズムは少ない時間だったがくると思っていて、そこをものにして同点にできた。その後もチャンスを作ることができたが、自分たちの状況で勝ち点1でも持って帰らなければいけなかった。
勝つしかない。苦しい状況にいるが、可能性はある。まずは連戦だが、10人で戦ったリカバリーをして、全員で勝ち点3を取りたい」

DF 25 真瀬 拓海選手
「前半、自分たちのミスで相手にチャンスを作られることが多く、流れにのれず苦しい展開だった。早い段階で失点も、すぐに追いつくことができたが、自分のミスから味方が1人退場することになった。後半も耐えて同点に追いつくことができたがミスから失点し、苦しい展開にしてしまった。
イシくん(石原選手)が上がったタイミングで、ファーサイドにボールが来そうだと思い、思い切りよくスプリントして中に入った。点を取れて良かった。
相手のサイドバックの選手が高い位置を取ってきたので、千尋(加藤選手)に対峙してもらい、自分は中を見ようと考えていた。ただ、自分もカバーできていなかった、やられた回数も多かった。自分たちが10人になってから神戸がゲームをコントロールしていたと思うが、失うものが無くなって点を取りに行くしかなかったので、思い切りの良さがチャンスにつながった。しっかり決めきれれば最低でも同点に持ち込めたと思うので、もったいなかった。
残留するには勝つしかないので、反省を話し合って、勝ち点3を勝ち取れるように準備したい」