2021明治安田生命J1

2021明治安田生命J1 第5節 ガンバ大阪 2021年08月03日 (火) 19:03 キックオフ ユアテックスタジアム仙台

試合終了
HOME ベガルタ仙台
0 - 1

0 前半 1

0 後半 0

AWAY ガンバ大阪

監督記者会見 

MATCH PROGRESS

試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
21分[警告] 19 キム ヨングォン
35分[得点] 18 パトリック
14 石原 崇兆 → 4 蜂須賀 孝治 58分[交代]
7 関口 訓充 → 26 加藤 千尋 58分[交代]
63分[交代] 39 宇佐美 貴史 → 28 ウェリントン シウバ
32 氣田 亮真 → 29 エマヌエル オッティ 67分[交代]
15 西村 拓真 → 33 フェリペ カルドーゾ 67分[交代]
67分[交代] 21 矢島 慎也 → 26 柳澤 亘
69分[警告] 28 ウェリントン シウバ
6 上原 力也 → 35 フォギーニョ 80分[交代]
80分[警告] 1 東口 順昭
17 富田 晋伍 82分[警告]
83分[交代] 17 奥野 耕平 → 32 チアゴ アウベス
83分[交代] 8 小野瀬 康介 → 10 倉田 秋

MEMBERS

スターティングメンバー
GK27ヤクブ スウォビィク
DF25真瀬 拓海
DF16吉野 恭平
DF13平岡 康裕
DF14石原 崇兆
MF17富田 晋伍
MF6上原 力也
MF7関口 訓充
MF32氣田 亮真
FW11赤﨑 秀平
FW15西村 拓真
控え
GK22ストイシッチ
DF4蜂須賀 孝治
DF5アピアタウィア 久
MF26加藤 千尋
MF35フォギーニョ
FW29エマヌエル オッティ
FW33フェリペ カルドーゾ
スターティングメンバー
GK1東口 順昭
DF5三浦 弦太
DF13菅沼 駿哉
DF19キム ヨングォン
DF24黒川 圭介
MF8小野瀬 康介
MF17奥野 耕平
MF21矢島 慎也
MF29山本 悠樹
FW18パトリック
FW39宇佐美 貴史
控え
GK25石川 慧
DF3昌子 源
DF26柳澤 亘
MF6チュ セジョン
MF10倉田 秋
MF28ウェリントン シウバ
FW32チアゴ アウベス

DATA

後半前半仙台 G大阪前半後半
8311シュート1055
235CK633
527FK1459
000オフサイド211
000PK000

○入場者数/4,940人
○天候/晴、弱風 ○気温/28.5℃ ○湿度/70%
○ピッチ/全面良芝 ○時間/90分
○主審/荒木友輔 ○副審/渡辺康太 木川田博信

COACH INTERVIEW監督記者会見

五輪期間のJリーグの唯一の試合で、注目されている中で、今は降格圏内にいる我々としては、この中断期間でパワーアップしたことを示したかったゲームです。連戦中のG大阪に対して、こちらがフレッシュさというところで、プレーのインテンシティー、攻守でしかけていこうというところでした。G大阪はところどころでクオリティーを示してきて、我々のゴールに迫ったシーンはありましたけれども、我々としては逆に、押しこんだ先のひと工夫だったりひとクオリティーだったりが足らず、与えたセットプレーでG大阪の飛び道具、パトリックのヘディングで1点を取られました。それでもやり続けた先には、崩しきって仕留めるんだというところにトライしているので、時間とともにまた交代でパワーアップしていこうとしたところを、G大阪の割り切ったしたたかな守備でうまく逃げ切られたという印象のゲームです。そのなかでも自分たちは、今日は構えさせて押しこんだ相手に対してどう点を取るのかというところに対して、もうひと工夫、ひとクオリティーというところをやり続けて高めていかなければ勝点3は加わらないという話をチームにもしました。
五輪の代表戦があるなかでも、こうしてベガルタの試合に駆けつけてくれたサポーターに勝点3を届けられず、非常に悔しく残念ですけれども、今日の負けがベガルタを強くしたんだと、これまでもたくさん負けていますけれども、今日は本当に我々をこれからの試合で高めさせるきっかけの試合にしなければいけないと思います。残り16戦、何が何でもJ1残留に対して、魂を込めて戦っていきたいと思います。

■クロスに対して、真瀬拓海選手らが積極的にボックス内で関与していく姿が目立ちましたが、サイド攻撃の手応えはいかがでしたか。

回数は増えたのですが、やはり一生懸命みんなプレーしてくれていますが、その一生懸命さから精度を欠いているところを見たときに、クロスのタイミング、走りこむタイミングが、ちょっとだけ焦りが見えてしまっています。それはやはり先手を取られたこともあると思うし、自分たちのゴールが取り消されて、チャンスの後のピンチで仕留められたところがじれったいところですけれども、今日はそういった回数を増やした中で、よりそういった精度を高めなければいけないという意識は芽生えたことで、それをクリアすれば、今日みたいな攻撃からのゴールを、何が何でもホームで、サポーターのみんなに見せたいと思います。

■今回から勝負の8月で、理想とするサッカーに固執するよりリアリストに徹して勝点3を積み上げるという話をしていましたが、逆にそれをG大阪にやられてしまったように見受けられました。残り16戦しかないなかで、リアリストとして勝点を拾っていくためにはどうしたいとお考えでしょうか。

勝点3を取るためのリアリストは、今日はG大阪でした。アウェイでの戦い方、連戦での体力の使い方、分散の仕方はそうでした。自分たちとしては、そういったところに対しての柔軟な姿勢も大事だと。しかけ、厳しさを持って戦うこと、だけれどもいざボールを握れたときに、そのしかけのところでちょっとだけ慌てるところがあったり、振り抜いたときにミスパスを短い時間で繰り返したりとなると、いい準備ができなくなるのです。
結局、少ししかけの姿勢が慎重な姿勢になっているというところで、スペースを取れるタイミングでみんなが足下になってしまいます。それは、このゲームでたとえばボールを持ったひとりひとりが感じてそこを高める気がなければ、本当に変わらないと思うのです。今日はそれを全員が味わったのだと思います。足下で止めるのか、ひとつ持ち出すのか、スペースに走るのか、止まって受けるのか、はたいた後の走る方向などを、やり続けて磨くしかないですね。今日の負けから、日常のトレーニングでのしかけの部分は、選手の取り組みで変わってくれることを期待するしかないと思います。

ハーフタイムコメント
「シンプルに、ていねいにボールをスペースに流し込もう。正しいポジションをとること。ボールを出したままにしないこと

MF 7 関口 訓充選手
「1点が遠かったゲームと言えばその通りかもしれないが、その1点をとるためにどういう形を作って、とりにいくかをチームとして勢いを持ってやっていかなければならない。G大阪は連戦で、こういった勝ち方をしてきているので、向こうの戦い方にはまってしまったと思う。相手が3バックだったので、うまく押し込んでプレーできれば良かったが、その部分で物足りなさがあった。貰い手も、出し手の持ち方なども改善が必要。点が取れていないので攻撃陣は責任を感じなければいけないと思う。
自分や(富田)晋伍はJ2からプレーしてきたので、(J1に)上げる大変さも知っているし、何が何でも残らなければならないと思っている。残り16試合に自分のサッカー人生をかけてでも残したいと思う」

DF 25 真瀬 拓海選手
「久しぶりの公式戦で(試合の入りが)あまり良くない中で、相手の少ないチャンス、セットプレーから失点して、自分たちの流れに持っていけなった。後半は立て直して、チャンスを作れていたが、決め切る質がなくて、今までの課題が出た試合だった。(チャンスもあったが)逆サイドからハチさん(蜂須賀選手)などが良いクロスをあげてくれるので、チャンスがあればどんどん飛び込むように言われているので、決定機に絡めているが、最後を決めきらないと苦しい展開になるので、課題を克服していきたい。試合を重ねていく中で「ボールが来るな」という感覚がでてきて、チームメートとの感覚も合ってきたと思うので続けていきたい。
今までは押し込んだ展開で、相手のFWに起点を作られて、カウンターでピンチを多く作られる展開があったが、今日はCBの2人を中心にしっかりと相手のFWに対応できていたので、収められずに、カウンターされず、こちらが分厚い攻撃ができていた。
降格圏の厳しい条件の中に立たされているので、毎試合勝ち点3を取れるよう、日々の練習から取り組んで、勝ち点を3をどんどん積み上げていきたい」