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試合日程/結果

2017 明治安田J1 第6節 浦和レッズ

<渡邉晋監督記者会見>

 お疲れさまでした。浦和対策ということで少しシステムを変えたり、前回の川崎F戦を受けてメンバーを変えたりということをしてのぞみました。1失点目までは少し狙いどおりというか、ボールを奪ってからのカウンターというところを見せることはできたのかなと思っています。なるべく(失点を)ゼロで推移する時間を長くしていくというところがゲームプランとしてはありましたけれども、1点を取られた後に、もう一度踏ん張って、というところがあれば良かったかなと思っています。
ただし、前回の川崎F戦とは違って選手がボールを受けようとする姿勢だとか、そういうものにはトライをしてくれたと思っています。選手たちは、今日は勇敢に戦ってくれたと思っています。このような結果になったのも、すべては私の責任です。しっかりとそれを受け止めていきたいと思います。

■ 先制されるまでは狙いどおりと見ていましたが、その後も同じペースでできていれば徐々に流れを握れたかもしれません。0-1にされた後に耐えることも大事だったのでは。

 秩序がなくなったと思います。どうしても、取り返そうというエネルギーを出してくれたことは間違いないと思いますが、そこでやはり少し、まだ自らバランスを崩してボールを奪いに行ってしまったりとか、あるいはボールを受けようとするときに少しいつも以上に立ち位置をずらしすぎてボールを受けようとしてしまったりとか、それはもちろん通っていればチャンスにつながるのですけれども、そこでミスが起きてしまうとやはりカウンターの餌食になる、というようなところがあったと思います。

■ 3-5-2でのぞんだねらいを教えてください。

 完全なミラーゲームにしてしまうと、やはり個で破られてしまう。そういうシーンがおそらく多くなるだろうというような予測、あるいは攻撃の時もそこで捕まりやすい状況なので、相手の圧力をまともに受けてしまう。その両方を外すためにも、あえて最初から立ち位置をずらして、攻撃の時は相手が取れないようなところで少しビルドアップの部分で手厚くしながら、全員が前進していくようなかたちを取りたいというねらいです。
守備の部分でも、サイドの一対一に対してなるべくヘルプに行けるような人間を作り出して、そこを助けに行くということをねらいとしては持っていました。
実際に、1点目のところで、少し入れ替わった状況で対応して、おそらく3MFの三田がサイドで対応せざるを得ない状況を作ってしまったんですよね。そこでいつも通りの立ち位置で永戸がそこにいれば、三田がおそらくヘルプに行けたのかというような悔しさもあります。
 全体のねらいとしては、そういったところで、マッチアップをあえてこちらからずらすというようなねらいでこのかたちにしました。

■ 後半からクリスラン選手を投入したほかに、ハーフタイムに秩序を取り戻すためにどのような修正をしましたか。

 時間の経過を見て、3-4-3に戻そう、というような話をしました。実際に後半の途中に、早めにそのようなかたちにしました。それでボールももしかしたら今までの5ゲームに比べて前へのパスも増えたかもしれません。しかしそれは3-5-2からの名残りというか、少しバランスを崩してボールを引き出そうとしたところの、良かった点と悪かった点があったと思います。
実際に今までのゲームに比べると前への推進力は見せられたのかなという感じはしたのですけれども、3-5-2の名残りを持ち出していると、取られた後はバランスを崩してしまって、なかなかその秩序というものは、瞬間的には保っていたのですけれども、継続的には保つことができなかったと思っています。

■ 後半はアグレッシブさはかなり出て、カウンターを受けてもしょうがない部分はありましたが、前半は同じブロックを保ちながらそのままやられてしまったように感じました。その辺はどうしようもなかったのでしょうか。

 最終ラインが思い切って、勇気を持ってスライドしてくれば外の数的不利は防げたのかなと思います。いろいろなシミュレーションを今週の一週間でしていて、浦和さんが相手の出方によってビルドアップのかたちを変えるので、今日のようなシチュエーションになる準備はしていました。そこに対しては、最終ラインも思い切ってスライドをして、たとえば我々の左サイドに対して前進してくる森脇選手や関根選手の部分に我々のウイングバックと3バックの一枚が出てこられるような状況を作り出すことがもう少し勇気を持ってできれば、そういった部分を改善できたのかなと思います。
ただし、相手のボールの動かし方のうまさも当然あるのですが、少し守備の部分では、勇気を持てずにそこで押し出すことができなくて、ズルズルと後ろに重心がいってしまったと思いました。