2017 明治安田J1 第2節 ジュビロ磐田
2017明治安田生命J1 第2節 ジュビロ磐田 試合詳細
2017年03月04日 (土) 15:03 キックオフ ヤマハスタジアム(磐田)
入場者数 | 14,554人 | 天候 | 晴、弱風 | 気温 | 17.5℃ |
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湿度 | 21% | ピッチ | 全面良芝、水含み | 時間 | 90分 |
主審 | 西村 雄一 | 副審 | 唐紙 学志/川崎 秋仁 |
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ジュビロ磐田 | 0 | 0 前半 0 0 後半 1 |
1 | ベガルタ仙台 | ![]() |
ポジション | 番号 | 選手 | 選手 | 番号 | ポジション | |
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GK | 21 | カミンスキー | 先発 | 関 憲太郎 | 21 | GK |
DF | 3 | 大井 健太郎 | 菅井 直樹 | 25 | DF | |
DF | 35 | 森下 俊 | 大岩 一貴 | 27 | DF | |
MF | 8 | ムサエフ | 平岡 康裕 | 13 | DF | |
MF | 9 | 太田 吉彰 | 石川 直樹 | 5 | DF | |
MF | 10 | 中村 俊輔 | 富田 晋伍 | 17 | MF | |
MF | 13 | 宮崎 智彦 | 三田 啓貴 | 18 | MF | |
MF | 15 | アダイウトン | 梁 勇基 | 10 | MF | |
MF | 23 | 山本 康裕 | 永戸 勝也 | 2 | MF | |
MF | 40 | 川辺 駿 | 奥埜 博亮 | 7 | FW | |
FW | 20 | 川又 堅碁 | 石原 直樹 | 11 | FW | |
GK | 1 | 八田 直樹 | 控え | シュミット ダニエル | 1 | GK |
DF | 5 | 櫻内 渚 | 蜂須賀 孝治 | 4 | DF | |
DF | 33 | 藤田 義明 | 増嶋 竜也 | 50 | DF | |
MF | 7 | 上田 康太 | 藤村 慶太 | 26 | MF | |
MF | 11 | 松浦 拓弥 | 茂木 駿佑 | 31 | MF | |
MF | 14 | 松本 昌也 | 野沢 拓也 | 8 | FW | |
FW | 16 | 齊藤 和樹 | 西村 拓真 | 30 | FW |
試合経過(得点、選手交代、警告、退場) | ||
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40 川辺 駿 → 7 上田 康太 | 69分[交代] | |
71分[交代] | 10 梁 勇基 → 30 西村 拓真 | |
74分[得点] | 7 奥埜 博亮 | |
77分[交代] | 13 平岡 康裕 → 50 増嶋 竜也 | |
20 川又 堅碁 → 14 松本 昌也 | 79分[交代] | |
9 太田 吉彰 → 11 松浦 拓弥 | 84分[交代] | |
90+3分[交代] | 7 奥埜 博亮 → 26 藤村 慶太 |
後半 | 前半 | 計 | 計 | 前半 | 後半 | |
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4 | 6 | 10 | シュート | 10 | 3 | 7 |
4 | 6 | 10 | CK | 6 | 4 | 2 |
3 | 4 | 7 | FK | 12 | 4 | 8 |
0 | 1 | 1 | オフサイド | 1 | 0 | 1 |
0 | 0 | 0 | PK | 0 | 0 | 0 |
<渡邉晋監督記者会見>
お疲れさまでした。今年初めてのアウェイゲームで、意外と仙台からは来づらい静岡なのですが、沢山のサポーターに集まってもらい、我々の背中を強烈に後押ししてくれたことに、この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
開幕戦以上に難しいゲームになるというような話は選手にしていました。もう今日は、我慢比べだと。
その中にあるのは、ホームで勝ちたいのは磐田さんの方なので、我々ももちろん勝点3が欲しいのですけれども、いかに我々が焦れずに我慢できるか、そうすることでホームの磐田さんがいろいろな手を施してきたときに、隙が生まれるよというようなゲームプランの話をして、選手を送り出しました。
実際に前半も、我々がボールを保持する時間が多分、長かったとは思うのですけれども、ピンチらしいピンチもカウンターとリスタートくらいだったと思うので、大方そういった我慢比べという部分では、守備に置いて非常に粘り強さを発揮してくれたと思います。
アタックのところでは、もうちょっと、やはりクオリティーを高めれば、シンプルに裏を取れているシーンというものもたくさんあったので、その辺はまた一つ課題が見つかったのかなとは思っています。
それを通せるようになると、アタックでももっと優位性を保てるということは、今日のゲームであらためて認識できたので、そのあたりをまた突き詰めて、今後のゲームにつなげていきたいと思います。
■ 2試合連続無失点ということで、守備の評価をお願いします。
まず、我々がブロックを組んで、前向きにいい状態で守備ができれば、そうそう崩されることはないということを、キャンプを通してずっと構築してきましたし、実際に選手もそのような感覚を持ってくれていると思います。
だから、先程も申し上げたとおり、ピンチを受けたのはカウンターを受けた時と、リスタートです。その時でも、相手をフリーにしてシュートを打たれるというのはほぼなかったと思いますので、そのあたりは彼ら選手の集中力と、その粘り強さが身についてきたのかなと思います。
ただし、もっと隙を与えずに、欲をいえば、相手にシュートを打たせないようなかたちにしたいですし、ボールの取られ方をもっと、取られ方を良くするというのもおかしな話ですが、悪い取られ方をなくせば、あのようなカウンターを受けることもないでしょうし、そこはもうリンクしている部分だと思うので、攻撃の部分もしっかりとまた研ぎ澄ませていけば、守備ももっと良くなると感じています。
■ 中村俊輔選手にはどのような対策をとったのでしょうか。
開幕のゲームを見る限り、中村俊輔選手がずいぶん後ろに降りてプレーする時間が長いと。その代わりに、川辺選手が入ってきたり、太田ヨシ(吉彰)がインサイドに入ってきたり、というような出入りを気をつけようというような話は、紅白戦やミーティングではしていました。
ただし、一日早く静岡に入ったメリットはここにもあったのですけれども、いろいろ新聞等々で情報を仕入れることができて、中村選手が割と前目でプレーをしてみようということが現地で確認できたので、逆に言うと、中村選手が我々のブロックに入ってきてくれた方が守りやすいというような話は選手にしていました。
実際にそのようなかたちになって、中村選手にボールが入ったとしても、効果的な前へのパスは、おそらくほぼなかったと思います。それくらい、選手も集中して彼に対して蓋をしていたと思いますし、そのような準備もしてきたからこそだと思います。
ゲームの中で何かを修正したということはほとんどなくて、実際の紅白戦で思い描いていたものとは違ったのですけれども、選手は冷静に対応してくれたと感じています。
■ 決勝点を決めた奥埜選手について評価をお願いします。
冷静に決めてくれたと思います。非常に難しいシュートだったと思いますけれども、いい状態だったからこそいろいろなものも見えるでしょうし、少し気負う部分もあの瞬間にはあるでしょうけれども、非常に冷静に決めてくれたと思います。
我慢強く、相手の4バックの前で仕事をするというところを、シャドーの奥埜と梁には要求をしていて、実際にそこで粘り強くポジションを取って、その背後を取ろうという動き出しもたくさんしてくれたと思います。実際にそれがあったからこそ、相手の最終ラインが下がったり、我々が前進できたりというのもあったので、得点シーン以外にも彼の果たす役割は大きかったと思います。
あとは、アディショナルタイムで代えましたけれども、その交代するまでも、彼一人の力で前進してくれて、時間もしっかりと使ってくれたので、そういった部分も、フォアザチームというところで、非常に彼の果たした役割は大きかったと思います。