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第11節 ガンバ大阪

2012Jリーグディビジョン1 第11節 公式記録
2012年5月12日(土)19:04 キックオフ 万博記念競技場
入場者数 15,253人 天候 晴、弱風 気温 12.1℃
湿度 54% ピッチ 全面良芝、乾燥 時間 90分
主審 山本 雄大 副審 名木 利幸 / 小椋 剛
第4の審判 森本 洋司 記録員 南 和男
ガンバ大阪 1 0前半0
1後半1
1 ベガルタ仙台
ポジション 番号 選手   選手 番号 ポジション
GK 29 木村 敦志 先 発 林 卓人 16 GK
DF 5 丹羽 大輝 菅井 直樹 25 DF
DF 2 中澤 聡太 鎌田 次郎 2 DF
DF 15 今野 泰幸 上本 大海 29 DF
DF 4 藤春 廣輝 田村 直也 23 DF
MF 17 明神 智和 富田 晋伍 17 MF
MF 7 遠藤 保仁 角田 誠 6 MF
MF 13 寺田 紳一 太田 吉彰 15 MF
MF 14 倉田 秋 関口 訓充 11 MF
FW 20 佐藤 晃大 ウイルソン 18 FW
FW 11 パウリーニョ 赤嶺 真吾 24 FW
     
GK 1 藤ヶ谷 陽介 控 え 桜井 繁 1 GK
DF 27 内田 達也 内山 俊彦 20 DF
MF 8 佐々木 勇人 松下 年宏 8 MF
MF 23 武井 択也 梁 勇基 10 MF
MF 25 阿部 浩之 武藤 雄樹 19 FW
FW 9 ラフィーニャ 柳沢 敦 13 FW
FW 37 イ スンヨル 中原 貴之 9 FW
     
松波 正信 監 督 手倉森 誠
試合経過(得点、選手交代、警告、退場)
  16分[警告]   2 鎌田 次郎 [C1]
11 パウリーニョ [C1]  18分[警告]  
14 倉田 秋 
[左 14 → 中央 20 ~ → 14 右足S] 
62分[得点]  
  64分[警告]   29 上本 大海 [C2]
  65分[警告]   23 田村 直也 [C1]
  71分[交代]  15 太田 吉彰 → 8 松下 年宏
 17 富田 晋伍 → 10 梁 勇基
  78分[得点]  24 赤嶺 真吾
 [中央 6 ~ ↑ 左 10 ↑ 中央 24 ヘディングS]
13 寺田 紳一 → 23 武井 択也 
11 パウリーニョ → 25 阿部 浩之 
81分[交代]  
  83分[交代]  18 ウイルソン → 13 柳沢 敦
14 倉田 秋 → 8 佐々木 勇人  89分[交代]  
[警告] C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C7:無許可入、C8:無許可去
[退場] S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回
[得点] ~:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
90 45   45 90
6 7 13 シュート 11 3 8
9 5 14 GK 11 5 6
4 2 6 CK 8 4 4
13 10 23 直接FK 11 10 1
1 0 1 間接FK 6 3 3
1 0 1 オフサイド 6 3 3
0 0 0 PK 0 0 0
手倉森誠監督記者会見

<総括>

 前節の敗戦から、今日の試合は大事な試合だということは選手達も意識していました。
 ただ、勝たなければいけないという意識でチームがギクシャクしてはいけない、というようなところで、昨日の夜のミーティングでは、優勝ラインの勝点の話をしました。そうなったときに、半分でどれくらい取れればいいのかというところで、17節で勝点35を取りたいと思ったときの計算をして、気負った戦い方を今日はしてほしくなかったので、アウェイは(勝点)1でいいんだ、だけれども内容的には攻撃的にやるんだ、ということ。そして自分たちが目指しているプレッシングとブロックの使い分けをして、攻撃のうまいガンバに対してそれ以上の攻撃力を示すことができればいい、という話をして挑ませました。
 ある程度の主導権を持ちながらゲームを戦えて、先制点を許してしまったのが少し悔しいと思いますけれど、その後も落ち着いて、追いつけるところまで、あわや逆転のところまでというチャンスを作れた選手達は、今日、たくましく戦ってくれたと思っています。
 終わった後には、選手達にも「昨日の夜のミーティングで『(勝点)1はOKだ』という話をしたので、その通りOKだ」という話をしました。
 次のホームに帰っての名古屋戦で、そのとおり(勝点)3を取りに行きたいと思います。

■後半に松下選手と梁選手を投入して流れが変わりましたが、そのねらいを教えてください。

 今日は全員ができが良かったと思っているんですよね。我々の攻撃に対して今日のガンバは守備も非常に集中力が高かった。それに対してやはり、メンバー変更によってアクセントをつけていかなければいけないと思いました。
 富田の場合は若干、前半にモモカンになっていて、ちょっとしんどそうになっていたところと、ヨシ(太田)も後半の攻撃のところで、縦横無尽にまた動き出したところで、そこを梁と松下というところのフレッシュな二人を投入することによって、少しでもアクセントをつけられればいいというところでした。
 松下は「あのポジションからどんどんFWのところにもぐってからんでほしい」という話と、梁には「サイドの起点になってほしい」という話をしました。そのとおり、どんぴしゃのクロスを入れてくれたので、これが本当に、チーム力だと思います。

■けがをしていた梁選手と赤嶺選手が得点場面で結果を出しました。ここで得た手ごたえはいかがでしょうか。

 きれいな得点でした。あれだけアプローチが緩ければ、精度のあるキックができるし、赤嶺も相手のギャップというところに対して嗅覚があるなと思いました。
 彼らのゴールを生んだのも、それまでに再三チャンスを作ってくれた関口であったり太田であったりというところのしかけがあってこそ、それがジャブになって、今回は彼らがそういう役割だったというところだと思います。今日はみんな、いいしかけをしていたと思います。

■敗戦後の試合で、今日の引き分けは悪い引き分けといい引き分けとどちらでしたか。

 前節のことを考えれば、(勝点)0だったので、1でも取れれば、この1の重みがやはり、前節の敗戦で今季初めて負けて、0だったというところに悔しさがあったので、やはりこの1の重みというのは、しっかり感謝しないといけないと思います。
 もちろん、内容を見れば、勝てたかなというように考えられてしまうものですけれど、サッカーは攻勢だからといって勝てる競技ではないし、敵地に乗りこんで1を取れたということで、謙虚さがなければその後にまた罰が当たりますから。自分たちは謙虚に勝点1を、今日は喜びたいと思います。